Geckoを搭載したブラウザの総称
Mozillaという言葉はHTMLレンダリングエンジンGeckoを搭載したブラウザを指すことが多い。
たとえば、あるウェブサイトで「Mozillaのブラウザが使える」と書いてあるとき、それはMozilla Suite、Mozilla Firefox、Camino、Netscape Navigator 9など、Geckoを搭載したブラウザで閲覧できることを意味する。ただし、ブラウザのユーザーエージェント名に記される「
Mozilla」という表記は異なる意味を持つ。
このMozillaと言う記述はあくまで、「Mozilla相当の機能を持っている」というような意味であり、現在では「コンピュータ上で動作しているwebブラウザである」という程度の意味でしかない。これは、Netscape Navigatorのシェアが非常に高かった頃の名残である。
当時はユーザーエージェント名がMozillaでないブラウザを弾くウェブサイトが少なくなかった。そこで多くのブラウザはユーザーエージェント名にMozillaを冠し、あたかもNetscape Navigator(Mozilla)でアクセスしているかのように見せかけた。その習慣が現在も残り、多くのブラウザは今もユーザーエージェント名に"
Mozilla/4.0"のような記述を残している。
Internet Explorerのユーザーエージェント名がMozillaの名を含むのもその為である。古いアクセス解析プログラムなどでは、ユーザーエージェント名が"
Mozilla/5.0"から始まるものをNetscapeシリーズのバージョン5と判断した物もあったようだが、それは誤りである。