歴史
1995年当時WebサーバソフトウェアはCERN(ヨーロッパ素粒子物理学研究所)が開発したものとNCSA(アメリカ国立スーパーコンピュータ応用研究所)が開発したものの二種類があったが、NCSAのものは初めてCGIを採用するなど、非常に普及していた。にもかかわらず、その後ほとんどメンテナンスが行われなくなり、放置されていた。そこで、何人かの有志が改良とサポートを行うためのグループを作り、自分たちをApache Groupと名付けた。しかし、彼等もその後プロジェクトに興味を失ってしまい、再度放置されかけた。そのため、1999年にユーザーの一人だったBrian Behlendorfが自分のサーバを使ってユーザーのためのメーリングリストを立ち上げた。これが現在のApacheソフトウェア財団の母体になっている。ただし、現在のApacheのソースコードはApacheソフトウェア財団によって完全に書き換えられており、NCSAのものは残っていない。なお、Apacheの名前はNCSAのWebサーバソフトウェアに多くのパッチを当てた為、パッチだらけのサーバ「A Patchy Server」が訛ってapache になったというのは間違い(伝説)である。これについてApacheソフトウェア財団の共同創立者、Lars Eilebrecht は次のように述べている。
The name Apache also makes a cute pun on a patchy web server - server made from a series of patches - but this was not its origin.
実際は文字通りネイティブ・アメリカンのアパッチ族への尊敬の念に由来する。「Apache=A Patchy Server」説はあまりにも広く信じられている「気の利いた駄洒落」なので、Apacheソフトウェア財団もむきになって否定したりはしていないようだ。