ホームページという言葉
ホームページという言葉は本来、ウェブブラウザを起動した際に表示されるウェブページの事を指す(上記例1)。しかし、言葉の誤用が広まり現在では上記のように別の意味としても広く使われるようになり、辞書にも本来の意味と併せて(上記例2・3・4)の用法を掲載しているものもある。日本などの一部の国では「ウェブサイト=ホームページ」が広く誤用されている。ウェブページやインターネット全般を指すのも本来の用法ではない。日本国内では、ホームページと称する場合、(上記例1)の「ブラウザのホームボタンに登録されたウェブページ(本来のホームページの意味)」よりも、(上記例2)の「ある特定のウェブサイトのトップページ」を示す用法、(上記例3)の「ウェブページ」、(上記例4)の「ウェブサイト」を指して使う傾向にある。要するに、ウェブブラウザを通して見る物を全般的に「ホームページ」とひとくくりにするのに近い形で使われる。こういった用法がマスコミュニケーション|マスコミなどでも多用されたことが、誤った用法を広めることに繋がったと思われる。最近では企業・個人を問わず、各種インターネットサイトでは「ホームページ」よりも「ウェブサイト」の表記が増えている傾向にある。加えて、更新が安易なブログが普及してきたことにより、個人の管理運営するウェブサイトの事を「ブログ」と呼ぶケースも増えている。ただしそれは、そのウェブサイトを構築しているシステムがブログで構成されていなければ誤用である。また、(上記例5)「インターネットのシステムそのもの」も誤用であり、インターネット初心者が使用することがある。例えば、一切インターネットブラウザを使わないインターネット電話やメッセンジャーサービスといったものを、「ホームページ」と誤用する場合である。また、「ホームページ」は私的なイメージであるのに対し「ウェブサイト」は公的、公式なイメージとして取り扱われる場合もあるが、本来の言葉の意味を考えると正しくはない。「ホームページ」をウェブサイト全体という意味で使うことが多いのは、日本や大韓民国|韓国、ドイツなど一部の国で見られる現象である。アメリカ合衆国|アメリカでは(上記例1)の「ブラウザのホームボタンに登録されたウェブページ」 や(上記例2)の「ウェブサイトの入り口」の意味として限定的に用いられるのが一般的である。